ポルトガルから陸路と海路で250日。
ついに裏技を使う時が来た。
あっという間に移動ができてしまうあの乗り物・・・
本当はインドからミャンマーへの陸路での国境越えを考えていた。
ただ、この国境越えって昔から不可能で旅人が開通を待ち望む国境の一つ。
最近、少しずつ通っている人がいるとかいないとか。
年末に旅行会社に問い合わせて確認をしたけども。
やっぱり現状はツアーのみ。
ミャンマー政府の方針次第で今後どうなるか分からないようだ。
それでツアーであれば国境越えが可能なんだけど、
その金額がべらぼうに高かったので諦めることにした。
今回は週に2便ほど運航しているビーマンバングラデッシュ航空で
ダッカからヤンゴンまで空路で向かう。
直行便で約2時間、料金は25,000円だ。
ハズラット・シャージャラル国際空港まではホテルの送迎で2000タカ。
観光をしていないので払えない金額ではなかったが高すぎる・・・
ホテルの前でシーエヌジーを捕まえて値段交渉。
普通に150タカで行ってくれる人がいた。
たぶん地元の人と同じ値段。
ニコニコした人の良さそうなドライバーさんだった。
ただ写真撮るってなると怖い顔でキメちゃうんだよね。
13:00発の便だったんだけど1時間以上遅れた。
画面にフライトスケジュールが表示されているんだけど
更新が遅すぎて、もう出発したのかと不安に思うほど。
何番ゲートに行けばいいのかもギリギリまで分からないのも怖かった。
なんとか14時過ぎには搭乗。
機内食にビリヤニ、デザートにリンゴ1個出てきた。
食後にお昼寝していたら、あっという間にヤンゴンに到着。
事前に準備しておいたEビザを見せてすんなり入国。
空路って楽!!
そういえばマルさんはゲータレードを飲んでみたら元気になった。
体調も大分いいみたいだ。
ちょっと一安心。
空港にはエアポートタクシーという乗り物がある。
ダウンタウンのホステルまで1万チャット。
このタクシーに使われているのが元々日本で使われていた業務用のプロボックスだ。
タクシーの中には日本で使われてた当時の会社名が表記されたままのものも。
インド、バングラデシュと首都は大気汚染がひどかったがヤンゴンは違った。
走る車は9割方が日本車。
しかもCO2削減の緑色のシールが貼られている比較的新しい車ばかり。
やっぱり日本車は凄い!!
大気汚染の酷い街に行ったからこそ身をもって体感することができた。
そんな夕方のヤンゴンの景色を窓全開で眺めるマルさん。
昨日まで2日ほど最悪の体調だったマルさんも一気に元気を取り戻した。
マルさんも元気になったし明日はヤンゴン観光だ。